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現在、新品あるいはリビルト品のオーバードライブを入手する方法として
国内ショップからの購入と個人輸入の2種類があります。

今回、私はリスクを承知の上で個人輸入を選びました。結果的に円高にも
助けられ国内ショップからの購入と比べ半額以下で手にすることができま
したが、いろいろなリスクを考えると随分と危ない橋を渡ってきた感も否め
ません。

以下、今回の経験を報告させていただきますが、万人にお勧めするもの
ではなく、私のように
『お金で解決できる失敗は経験値アップでお買い得!』
と考えられるような変わった人(笑)のみに向けてのものです。

あくまで自己責任でお願いしますね!
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憧れのオーバードライブ導入、先ずは何をするにしても情報収集でしょう!
ネットで検索をしてみると以下のことが判りました。

・三菱ジープ用オーバードライブはアメリカのウォーン(Warn)という会社で
開発され作られていた。
・現在の製造販売権はAdvance Adaptorsという会社が持っており、
独自の改良を加えて販売中。
・また、Herm The Overdirve Guyという会社も新品やリビルトのODを
製造販売している。
・他にもいくつか同様のオーバードライブが存在するようだが三菱ジープ用と
明言しているのは上記2社のみ。

よってAdvance AdapeterとHerm The Overdirve Guyから購入可。
共に日本への発送もしてもらえるそうです。

Advance Adapeterのサイトはコチラ
Herm The Overdirve Guyのサイトはコチラ

私の場合、両方に見積もりを頼みましたが、送料を含めたトータルコストが安かったこと、メールでのやり取りでレスポンスが良かったこと、ネット上で特に悪い評価が見られなかったことなどからHerm The Overdirve Guyからの購入することにしました。

但し、送料の違いは運送中の保証や税金の違いであり、まったく同じ製品というわけでもないでしょうから一概にHerm The Overdirve Guyの方が優れているというわけではありません、念のため。


で、いざ注文するにあたってHerm The Overdirve Guyサイトを確認すると「注文前に念のためトランスファギアの歯数とシャフトのスプライン数を確認すべし」との事。

ひとくちにジープといえど種類がありいろいろと適合があるようです。私のジープも中古で買っている以上、過去オーナーが別のミッションや部品を流用していない、とも限りません。

さっそく車の床下にもぐって見ると、、、

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ありました、この蓋の向こうに確認すべきギアがあります。

BlogPaint
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ギア(上写真)とそのギアを外したシャフトのスプライン(下写真)です。私の車の場合、歯数31、スプライン10とノーマル三菱ミッションのようでした。

尚、上記ギアを外すためには中心の32mm(だったと思う)ナットを回す必要があるのですが、割ピンで緩み止めがしてあります。このピンが硬く、トランスファー内の作業スペースが狭いため外すのに一苦労。手持ちの工具を駆使して外すことができましたが、くちばしの細長いラジオペンチやロッキングプライヤーがあると作業しやすいかもしれません。

0223-SANY3972
0223-SANY3971

また、トランスファ蓋を開けるにはトランスファーのギアオイルを抜く必要があります。

お決まりですが、ドレンは必ず上にある注入口(上写真)から開けること。もし、排出口(下写真)から開けてオイルを抜き切った後に注入口が固着して開かないことが判ると車を動かせなくなります。後、ジープのドレンボルトは22mmとあまり使わないサイズでした。

さぁ、これでオーバードライブ注文の下準備は整いました。
メールで注文を入れるとすぐに支払い方法の返信が...

次回、パート3支払い〜受け取り編に。まだまだ続きまーす。